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タイトルタグ(title tag)

別名: ページタイトル, titleタグ, title tag

タイトルタグとは、ページのタイトルを設定するHTML要素で、検索エンジンの結果ではクリックできる青い見出しとして表示され、ブラウザのタブにも使われるため、そのページが何についてのページなのかを伝える最も強いオンページ要素のひとつです。

タイトルタグはページのhead内に置かれ、検索エンジンも検索ユーザーも、そのページについて最初に読む情報です。検索エンジンはどのキーワードでページを上位表示させるかを判断するときにここを重視するため、主要なキーワードは前のほうに、実際に買い物客が入力するであろう言葉で書きます。設定するのはtitle要素という一行のマークアップだけで、ページにひとつしか置けません。この少なさこそが要点です。すべての単語が、自分でコントロールできる最も目立つ位置を奪い合うので、ぼんやりとした「ホーム」やブランド名だけの表記では、ページ上で最も強い一行をほとんど遊ばせてしまうことになります。

文字数はかたいルールというより実務上の制約です。検索結果ではおおむね全角で30文字前後を超えると省略され、途中で切れたタイトルは雑な印象を与え、最も見せたかった部分を失います。具体的なキーワードを先頭に置き、ブランド名やクリックする理由は後ろに回します。各ページには固有のタイトルが必要です。カタログ全体でタイトルが重複していると、どのページがどのキーワードに答えるのか検索エンジンが混乱し、積み上げてきた関連性が分散します。

ウールの靴下を売るShopifyストアを例に考えます。デフォルトのテーマでは「商品ページ|マイストア」のような商品タイトルが出力されることが多く、これでは検索ユーザーに何も伝わりません。「メリノウール クルーソックス 3足セット 洗濯機OK」と書き直せば、素材、形、数量、そして実際の関心事を、省略されずに残る文字数のなかで言い切れます。コレクションページも同じ考え方で、「コレクション」から「メンズ ウールソックス クルー&アンクル」へと変えられます。Shopifyでは検索結果プレビューから商品ごと・コレクションごとに編集でき、より細かく調整したい場合はtitle要素を出力するテーマテンプレートから設定できます。

タイトルタグの役割は、検索結果の10本の青いリンクだけにとどまりません。ChatGPT、Perplexity、Google AI OverviewsといったAI回答エンジンは、ページが何を扱っているか、回答を要約するときに引用する価値があるかを判断するために、明確なページタイトルに頼ります。主題をはっきり示したタイトルは、これらのシステムにあなたのコンテンツに付ける正直なラベルを与え、ページを見つけて正確に引用してもらいやすくします。詰め込みすぎたタイトルやありきたりなタイトルでは手がかりが少なく、ひと目で意図が伝わる競合に取って代わられやすくなります。

正直にひとつ注意点を述べます。検索エンジンは、クエリにより合うと判断したときに、H1やページ内のほかのテキストを差し替えて、結果上でタイトルタグを書き換えることがよくあります。表示される文言を強制することはできないので、詰め込むのではなく、正確で単独で意味が通るタイトルを書きます。明確で誠実なタイトルこそ、そのまま使われやすく、それを読むすべてのシステムにとって最も役立つからです。